翻訳と辞書
Words near each other
・ アテネオリンピック (2004年) におけるトライアスロン競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるハンドボール競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるバスケットボール競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるバドミントン競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるバレーボール競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるフェンシング競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるホッケー競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるボクシング競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるボート競技
・ アテネオリンピック (2004年) におけるレスリング競技
アテネオリンピック (2004年) における体操競技
・ アテネオリンピック (2004年) における卓球競技
・ アテネオリンピック (2004年) における射撃競技
・ アテネオリンピック (2004年) における柔道競技
・ アテネオリンピック (2004年) における水球競技
・ アテネオリンピック (2004年) における競泳競技
・ アテネオリンピック (2004年) における自転車競技
・ アテネオリンピック (2004年) における近代五種競技
・ アテネオリンピック (2004年) における野球競技
・ アテネオリンピック (2004年) における陸上競技


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アテネオリンピック (2004年) における体操競技 : ミニ英和和英辞書
アテネオリンピック (2004年) における体操競技[あてねおりんぴっくにおけるたいそうきょうぎ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

アテネ : [あてね]
 (n) Athens, (n) Athens
オリンピック : [おりんぴっく]
 【名詞】 1. Olympic 2. (n) Olympic
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
体操競技 : [たいそうきょうぎ]
 (n) gymnastics competition
: [みさお]
 【名詞】 1. chastity 2. fidelity 3. honour 4. honor 5. faith 
競技 : [きょうぎ]
  1. (n,vs) game 2. match 3. contest 
: [わざ]
 【名詞】 1. art 2. technique 

アテネオリンピック (2004年) における体操競技 : ウィキペディア日本語版
アテネオリンピック (2004年) における体操競技[あてねおりんぴっくにおけるたいそうきょうぎ]
アテネオリンピック (2004年) における体操競技は、2004年に開催されたアテネオリンピックにて2004年8月14日から8月29日までの日程で実施された体操競技である。体操競技は男女合わせて14種目、新体操競技およびトランポリン競技はそれぞれ2種目が行われた。
10点満点制度最後のオリンピックとなった。
==概要==

===男子===
団体総合では、予選は6-5-4制・決勝は6-3-3制が採用された。日本は第1種目のゆかで7位スタート。鹿島丈博を中心に第2種目のあん馬で3位に追い上げる。中国は滕海浜らのミスでメダル争いから脱落。最終種目の鉄棒の開始時点では、1位ルーマニア・2位日本・3位アメリカが0.125点差の僅差だった。ルーマニアは一番手のスチウがミス、二番手セラリウが落下と得点が伸びず、アメリカも価値点を下げる安全策をとった上P・ハムに大きなミスがあり得点が伸びなかった。日本は米田功・鹿島丈博・冨田洋之がほぼ完璧な演技を披露し、逆転で28年ぶり〔メダル獲得は1992年バルセロナ五輪以来12年ぶり、金メダル獲得は1984年ロサンゼルス五輪以来24年ぶりだった。なお、団体メンバーの塚原直也は日本五輪史上初の親子金メダリストとなった。〕の金メダルを獲得した。最終演技者の冨田の着地の際、刈屋富士雄が「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」と実況〔冨田が8.962を獲得すれば優勝と言う状況であり、演技の途中で優勝を確信。予定していた文句を変更し、NHKの五輪中継テーマソング「栄光の架橋」とかけた〕。名文句として知られる。ルーマニアは3位に終わったものの、同国男子体操史上初の団体メダル獲得となった。
個人総合では優勝候補の冨田洋之・楊威中国)・ポール・ハムアメリカ)にミスが相次ぐ波乱の展開となった。最終的にP・ハムが優勝。この後、3位の梁泰栄韓国)について平行棒の採点が本来なら10点満点で行われるはずのところを審判が誤って9.9点満点で採点していたミスが発覚。正しい採点がされていた場合、P・ハムの得点を上回っており、国際体操連盟(FIG)もそれを認めたが、結果は覆らなかった〔2004年8月22日 読売新聞「体操の採点ミス認める FIG、審判3人を資格停止処分」〕。8月23日にFIG会長のブルーノ・グランディがメダル返還を示唆する〔2004年8月24日 読売新聞「『ハムがメダル返還を…』 グランディFIG会長示唆」〕等したため、P・ハムへのバッシングが発生した。同年10月にスポーツ仲裁裁判所によりP・ハムの金メダルは確定した。
種目別鉄棒では、アレクセイ・ネモフ(ロシア)の得点が低いと観客からブーイングが起こった。ネモフの得点は9.725点だったが、再協議の末9.762点に訂正された。観客のブーイングで得点が覆るのは極めて異例。訂正後もブーイングが続き競技が中断したが、ネモフ自ら観客を静めるジェスチャーをし、競技が再開された。その直後の演技者だったP・ハムは銀メダルを獲得し、ネモフは5位に終わった。
これらの採点を巡るトラブルをきっかけに、かねてより検討されていた得点制度改革が本格化し、その後10点満点制度が廃止された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アテネオリンピック (2004年) における体操競技」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.